ショッピングセンターやホームセンターにもペットショップのコーナーがよくあります。そういう場所に行くと必ず可愛い猫がいないかなぁと見ているのですが、私が求めている猫には中々巡り合えずにいます。
と、言うのも、5年程前に相当可愛がっていた愛猫が他界してしまったからです。アメリカンショートヘアーのシルバータビーの小ぶりな女の子でした。彼女とはずーっと相棒でした。眠る時には必ず私の腕枕で眠ってくれました。私が身支度をしている時には彼女は必ず自分にも身支度をして欲しくて頭や体にブラシをするのが日常でした。
ある日ブラシをした時に、腰あたりに毛の固まりがある事に気づき、家猫でベランダ位しか外に出ない子でしたが、どこかで粘着質の物を付けてしまったのかなぁ。。。と思い、毛の固まりを綺麗にしました。これがまさか病が悪化している現象だと気づかずに、彼女には非常に申し訳無い事をしたと今でも後悔しています。
彼女は腎臓の病気でした。医者の話では、産まれた時から病気を持っていたのだと聞かされました。確かに出会った頃は食が細くサイエンスダイエットのメンテナンスとヘアボールコントロールを混ぜたご飯しか食べた事が無く、元々の飼い主からはアレルギーがある子だからと言われて、それでも一目惚れして貰ってきた子でした。だって出会った瞬間に近寄ってきたと思ったら私の目をガリッと爪で攻撃してきて、私は目が真っ赤で眼科に行きましたから。(笑)
ところが私と一緒に住み始めると、元気だし、人懐っこいし、よく食べるし、色々な猫缶も良く食べていました。私がみていたところ、彼女は「ささみ」が好きなようでした。基本はサイエンスダイエットのメンテナンスとヘアボールコントロールを混ぜたご飯でしたが、良く食べて良く育ってくれました。
彼女は必ず爪とぎは使わず、私のジーンズで爪とぎしていました。たまにハーネスをつけて公園やお外へ連れて行くと、その場に小さくなって固まるか私の頭の上まで登ってきて頭にしがみつくビビりでした。そんな彼女との日常が懐かしいです。
最終的には腎臓の病気で亡くなってしまいましたが、14年生きてくれました。彼女にはいつも支えてもらって感謝しています。火葬をした遺骨は私の実家の庭にお墓を作って埋葬しました。
天国では実家の先住猫と後からの猫と3人で仲良く暮らしている事でしょう。3人共女の子で先住猫も優しい子で、彼女を実家へ連れて行くと仲良く遊んでいましたから。
そんな事や自分の彼女に対する思いから、彼女と同じような猫をずーっと探しています。彼女へしてあげられなかった事を恩返ししたいからです。
アメリカンショートヘアーのシルバータビーのちょっと色が薄くて小ぶりでお鼻がピンクで瞳がグリーンでちょっとツリ目の子。ずーっと探しています。いつか巡り合える事を信じて。
ペットショップのこの女の子はレッドタビーでシルバーでは無いけれど、うちの子もこんな小さかったんだなぁ。。。と思ったりします。ここのペットショップは比較的お部屋というかショーケースが広くて綺麗なので、後はただただ良い飼い主さんに出会って欲しいなぁと願います。