Mt.Fujiと富士登山への準備

富士山山頂御来光

富士山山頂からの御来光です。

毎年登頂しています9月の初旬頃の少し登山者数が少なくなった頃に登っています

と言っても、9月の初旬ですと登山者数は多いです。いつも夜から登り初めて御来光に間に合うように登山しています。

いわゆるあまりお勧めは出来ない弾丸登山です

昨年は、途中からの雨と強風で山頂まで相当な体力を消耗しました。でも、意地です!登ると決めたからには強風に飛ばされようが、寒くてたまらなかろうが私は意地で登ります。(笑)

背中に水や食料や着替えやらで10kg位ある重いバックパック(リュック・ザック)を背負っていますが、強風だと飛ばされてしまうんです。体重+バックパックで50kg以上位にはなってると過信していましたが、山頂に近づく程強風で自分が飛んでしまって、後ろに居る方に支えていただいて「体重を増やしなさい!」と心配される程で情けない私ですが、何度も飛ばされると、さすがに体力消耗で惨敗ですが、後は意地です。私の登ったら必ず登頂すると言う意地です。だから登ったからには必ず登頂します。

富士山頂 御来光後と早朝
富士山頂 御来光後と早朝

年によって違う顔が見られる富士山ですが、山頂に近づくにつれてほぼ火山灰や溶岩の塊や岩だらけなので、登って御来光を見るまでは目標があって頑張れるのですが、私の場合は下山が嫌いです。登ったら下りなくてはいけないのですよ。
ズルズル滑りながら、途中途中休んで、例えば富士吉田口の場合は馬車を引く馬が見えてきたら、ようやくホッとする感じです。富士山へ登った事がある方ならたぶん同感していただけるのではないでしょうか?

平成25年6月22日に世界遺産(文化遺産)に登録されてから安易に富士山に登ろう!という方々や外国人が増えました。たまにTシャツにジーンズの軽装で登られている方をみますが、富士山は標高3,776mです。山頂が近くなるにつれてかなり寒くなります。準備や装備はしっかりして登ってください。山頂はマイナス度になると思って登山してくださいね。

ここ数年位は吉田ルートばかりですが、(観光客やツアーの方が多くて5合目は賑やかでお土産屋さんもお手洗いも充実しています)登山道と下山道が別なのでマイペースでも他人に迷惑をかけることは無いと思います。

富士宮ルートは登山道と下山道が同じで山頂まで一番短いルートですが、岩場が多くしっかりしたトレッキングシューズを履いたほうが膝や足裏等の負担が少なくて良いと思います。

他に御殿場ルート須走ルートがありますが、どのルートでもしっかりした登山靴が望ましいです。

世界遺産に登録された翌年から登山者は「富士山保全協力金」¥1,000-を支払う事になりました。あくまで任意を呼び掛けていますが、支払うのが当たり前だと思ってください。平成26年と27年は協力金支払の記念としてバッチをもらえたのですが、昨年の平成28年は木札でした。今年は何になるのかなぁ。。。

富士山保全協力金の記念
富士山保全協力金の記念

準備、装備は万全に、無理はしないでマイペースで頑張りましょうね。

2017年富士山自然協力金記念木札
2017年富士山自然協力金記念木札

富士山保全協力金どうやら2016年から富士山自然協力金の記念は木札に変わったようです。日本っぽくて外国人登山客には好評なんじゃないかなぁ。と思います。ちなみに形の違う2種類から選べます。

1つアドバイスがあります。山頂はもちろん8合目以上は雲よりも上になります。必ず日焼けします。大変な程日焼けする事もあります。いきなりの日焼けは肌に良くないので、日焼け止めは必須です。日焼け止めを何度も塗り替えしても焼けますから。もちろん帽子も必須です。寒さ対策と日焼け止め対策の2つは必須!ご参考まで。