格安スマホ・格安SIMとは

格安スマホ,格安SIMとは

≪格安スマホ・格安SIMとは≫

SIMカード(シムカード、英語: Subscriber Identity Module Card)とは、GSMやW-CDMAなどの方式の携帯電話で使われている、加入者を特定するためのID番号が記録されたICカード。なお、第2.5世代移動通信システムの方式の一つ、IS-95で使われるICカードをCSIMカードと呼ぶ。なお、日本のcdmaOneではこの方式は採用されなかった。第3世代(3G)携帯電話用のSIMカードは機能が拡張されており、W-CDMA(UMTS)に利用するものをUIMカードないしUSIMカード、CDMA2000に利用するものをR-UIMカードと言うが、基本的に互換性があるため、特に区別せずにSIMカードと呼ぶことが多い。(wikipediaより抜粋)

何やら難しい専門用語が多くて分かりずらいですよね。

分かりやすく説明すると、SIMカードとは、スマートフォンに内蔵されている小型のICカードです。このカードには 固有のID番号が記録されていて、スマートフォンにSIMカードが付いていることで電話番号が特定出来て受発信が出来るようになります。通話やデータ通信には不可欠なものでスマートフォン利用者の自分だけの固有のカードになります。

スマートフォンからSIMカードを取り外すと「SIMカードが挿入されていません」などのメッセージが必ず表示されます。SIMカードの入っていないスマートフォンでは電話をかけることもデータ通信することも出来ません。また外部から電話をかけても一切繋がりません。電話やデータ通信のネットワークが完全に出来ないということになります。

ただ、端末としては機能しているので カメラを使ったり等、電話やデータ通信以外のことは出来ます。

スマートフォン(端末)とSIMカードは分けて考えてください。例えばコップに水が入っていれば水が飲めますが、空ならただのコップです。でも、空のコップでもコップとして存在しています。飲み物さえ入れればコップとしての役割を果たす事が出来るんです。スマートフォン(端末)とSIMカードはそんな関係です。逆に分かりずらかったらゴメンなさい。私の例え不足です。

<SIMカードの種類>

SIMカードは大きく分けて3種類になります。
•標準SIMカード:主に3G回線対応のスマートフォン
•Micro SIMカード:主に4G回線対応のスマートフォン
•Nano SIMカード:主にiPhone
SIMカードは 3Gの携帯でよく使われていたもので、標準SIMカード、FOMAカード(docomo)、UIMカード(docomo)、au ICカード、SoftBank 3G USIMカードなどがあります。大きさは SIMカード>Micro SIMカード>Nano SIMカードで年々小型化しています。
今最も多く使われているのは Micro SIMやNano SIMカードです。

現在は格安スマホ(例えばY!mobileやUQモバイルや楽天モバイルや様々な企業があります。)格安スマホを提供している企業はMVNOのSIMカードを使用していて、MVNOは仮想移動体通信事業者の略称のSIMカードで 自社で回線を持ってはいないのですが、ドコモやauの回線等を借りて 音声通話やデータ通信のサービスを提供しています。このMVNOも 携帯電話会社と同じように スマートフォンにその会社のSIMカードを取り付けて利用します。MVNOのSIMカードには データ通信用のものと音声通話+データ通信両方を兼ねているものがあり いずれも 携帯電話会社の料金よりも格段に安い、契約期間がなかったり 短いというのが特徴です。

<例えば・データ通信用に使う>

スマートフォンやタブレットは 新品も中古もかなりの数が出回っています。機種変更したら 今まで使っていたスマートフォンを使わなくなってそのままになっていませんか。SIMフリー端末という SIMカードの制限がかかっていない端末も多く市販されています。こうしたスマートフォンやタブレットにMVNOのSIMカードを取り付けることで データ通信用として使用できます。またSIMフリーのモバイルルーターというのもありますので SIMカードを取り付けることでモバイルルーターとして使うことができます。

<例えば・音声通話とデータ通信で使う>

携帯電話会社といえば docomo・au・ソフトバンクなど大手キャリアのみだったのですが、MVNOでも 音声通話とデータ通信をセットで提供しているところはあるので乗り換えることが出来ます。現在の携帯電話料金が高いと考えている方々は多いと思います。私もその一人です。それほど頻繁に使わなかったり、毎月の料金を安く抑えたいという方にとっては 乗り換えるメリットが十分にあると思います。
必要最低限しかスマートフォンを使っていない、待ち受け用に使っている、というようなユーザーであれば SIMカード変更すなわち MVNOへの乗り換えで通信料が大幅に安くできるということになります。

<SIMロック>

かつては取り外したSIMカードを 他の携帯電話会社のスマートフォンに取り付けて使いたいというときにSIMロックという端末側で他社のSIMカードが使えないようにロックされていました。同じ携帯電話会社のスマートフォンならSIMカードを移して使用出来ますが、他社間ではSIMロックにより使用できないのが一般的でした。例えば ドコモのMVNOのSIMカードは 基本はドコモの端末でしか使えませんでしたが、現在はSIMロック解除は義務化されました。SIMフリーのタブレットやスマートフォンも市販されています。

現在はSIMフリーといわれる端末が多く出回っていて、ユーザーが自由に好きな端末を使用できるようになりました。 今までは 各携帯電話会社によって決められた端末、料金プラン、契約期間で使っていたのですが、今後は「自分の選んだお気に入りの端末と料金プラン」で 音声通話やデータ通信を行うことができるようになるといえます。ただ、大手携帯会社では未だ2年縛りの壁があったりして厄介なのも現実です。2年縛りが早く無くなってくれればいいなぁ。。。と思います。

歴代「iPhone」パッケージ
歴代「iPhone」パッケージ

画像は私の歴代iPhoneのパッケージです。歴代の本体は携帯会社の下取り割引を使って下取りしてもらっているので機種自体は手元にありませんが、パッケージの箱は何となく捨てられなくて手元に持っています。

私自身はiPhoneが好きなので、2年縛りに捕らわれながら、2年ごとにiPhoneを機種変更している感じです。端末代が高価になってきているので、MVNOの格安スマホと迷いますけど、結局は現状維持のまま機種変更と更新をしています。
皆様もご自身が納得のいく端末でモバイル通信を楽しめるようにしましょうね。何よりそれがい1番ですから。